24名第52回「こすぎの大学」は「武蔵小杉を可視化する」と題して、先生役としてグラフィック・コミュニケータ 本園大介さんをお迎えしました。
当日は、絵を描く楽しさや体感すると共に、絵を使ったコミュニケーション術を学び、参加者が抱く武蔵小杉のイメージを一緒に絵で表現しました。
【日時 】2017年5月12日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~
【場所 】中原区役所 5F 会議室
【先生役】グラフィック・コミュニケータ 本園大介さん
【参加者】24名
<プロフィールとメッセージ>
「某通信会社のシステムエンジニア」「現役大学生として情報や心理学を勉強中」「絵を使った、会話の可視化」という3足の草鞋で活動をしています。
今回は、会話の可視化という活動の中から、グラフィック・コミュニケータとしてのお話と、ワークショップをさせていただきます。
絵というものは、世代や国を超えて共通した言語です。
こすぎの大学には多様な世代や価値観をもたれている方がいらっしゃいます。
そこで、今回は皆さんと一緒に「むさしこすぎ」を可視化してみます。
武蔵小杉の事を詳しく知らなくても大丈夫!あなたが持っている武蔵小杉のイメージを出すことで対話の場が生まれます。
●絵ミュニケーション
お絵かき+コミュニケーション=絵ミュニケーション。人は知覚のほとんど(83%)を視覚に頼っている。絵は世界共通言語。言葉で伝わりづらいことも絵だと伝えやすい。
●もともとは絵が好きだったオトナたち
子どもの頃は未熟な言語能力を補うために絵を描いていた。しかも、楽しく。言語能力が高まると同時に、絵の下手さなどを気にするようになって絵を描かなくなってしまう。
●絵の表現方法は十人十色。上手い下手の基準は然程ない。
コツは参加者を意識すること。参加者は全員同じ紙やホワイトボードを見るので、①タイトルを書く、②(横書きの場合は)左から描く、③感情の情報を付加する、④位置関係を表現する、というようなコツを抑えるだけで絵ミュニケーションは成立する。
授業のゴール「武蔵小杉を楽しく可視化する」
1時限目(個人ワーク)
本園大介さんの話を聞いて、気になったキーワードをポストイットに絵と文字で書いてください。
2時限目(グループワーク)
本園大介さんの話を聞いて、気になったキーワードと理由をグループの方々とシェアしてください。
席替え
3時限目(グループワーク)
模造紙に、グループのみなさんで武蔵小杉での思い出を絵で描いてください。何を、どのように表現したかを伝えながら楽しく描いてください。
4時限目(グループワーク+発表)
模造紙に、みんなで暮らしたい理想の武蔵小杉を描いてください。みなさんがどのように関わっているかも忘れずに描いてください。
グループ発表「みんなで暮らしたい理想の武蔵小杉」
●みんなで暮らしたい理想のむさしこすぎ
真ん中に太陽を描いて、魚眼レンズのように一人ひとりが理想とする武蔵小杉を描いた。「二ヶ領用水、川崎フロンターレ、気軽に相談できる温かい人たち、街全体で子育て、田んぼなどもある自然豊かな武蔵小杉、多摩川花火大会の日は車禁止にして武蔵小杉をゆったりと楽しむ」
●飽きない街、商い街
ブレーメン通り商店街など、魅力溢れるスポットに満ち溢れた武蔵小杉。多くの方々が集まり続ける飽きない街。好奇心豊かな人たちは武蔵小杉の外にも出て、そして、新しい価値を武蔵小杉に持ち帰る。
●つながる小杉
タワーマンション同士を繋ぐぺデストリアンデッキ(歩行者デッキ)。住民同士が挨拶し合う街。ぺデストリアンデッキの下はガード下のように千ベロできる憩いと出会いの場に。
●こすぎクリスマスツリー
交通の要の武蔵小杉。多くの方々が集まる街、武蔵小杉。クリスマスツリーの上には星でなく、笑顔のアクセサリー。多くの方々が集まって笑顔になる街、武蔵小杉。
●だれもが住(み)やすい街
住みやすい街は、住みたい街。住みたくなる美しさがある街。住美やすい街、武蔵小杉。
●ぬりかべ新聞2017年5月号「喜び」
3か月ぶりのぬりかべ新聞。武蔵小杉は喜びに満ち溢れた街。みんなを笑顔にする情報をぬりかべ新聞で届け続けます!