第54回「こすぎの大学~武蔵小杉をHEAT-UP~」(2017年6月9日)

田村和宏さん
田村和宏さん

第54回「こすぎの大学」は「武蔵小杉をHEAT-UP」と題して、先生役としてプロレスリングHEAT-UP 田村和宏さんをお迎えしました。

 

昨年10月31日にとどろきアリーナ大会を開催して見事に成功させたプロレスリングHEAT-UP。平成28年度川崎市都市ブランド推進事業のとどろきアリーナ大会を振り返りながら田村和宏さんの活動や思いをお聞きし、参加者のみなさんと共に川崎をHEAT-UPするためのアイデアを共創しました。

 

【日時 】2017年6月9日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~ 

【場所 】中原区役所 5F 会議室

【先生役】プロレスリングHEAT-UP 田村和宏さん

【参加者】26名


授業風景


先生役のお話し

●川崎生まれ、川崎育ち、地域に根ざしたプロレス団体

川崎市多摩区出身の田村和宏さん。両親とダウン症の姉と共に暮らした川崎に恩返しすべく、地域に根ざしたプロレス団体を目指して「プロレスリングHEAT-UP」を設立。

 

●2016.10.31 とどろきアリーナ大会「川崎総力戦」

まちづくりに貢献するために開催したとどろきアリーナ大会。川崎市都市ブランド推進事業に認定されるも大会3か月前にチケット販売は100枚にも届かず。認知を拡げるためにゲリラプロレスを各所で開催。その結果、地域との関係も深まり、応援者が増えていった。

 

●無謀を希望に変えた「とどろきアリーナ大会」

HEAT-UPの過去最高観客数409名を大幅に上回る1,467名を動員。ボランティアスタッフ150名以上(内、障がい者雇用57名)、川崎7区からの出店もあり、まさに「川崎総力戦」として大会は大成功。無謀を希望に変えるための挑戦が大切。挑戦は人生をヒートアップさせる。


当日のプログラム

授業のゴール「無謀から希望に変える武蔵小杉」 

 

1時限目(グループワーク+発表)

ゲリラプロレスを体感した感想をシェアしてください。

 

2時限目(グループワーク)

昨年10月31日、無謀を希望に変えたプロレスリングHEAT-UPのとどろきアリーナ川崎総力戦。川崎7区の総力を結集するために、無謀そうだけど「できるかも?」と思えるアイデアをグループで考えてください。

 

3時限目(グループワーク+発表)

川崎7区の総力を結集するための無謀なアイデア。無謀なアイデアを実現するために、希望となるあなたの仕掛けを発表してください。


当日のアウトプット

グループ発表「川崎7区の総力を結集するための無謀なアイデアと実現するための仕掛け」

 

●川崎市を川崎県に格上げする

ーーーそれって無謀じゃない?

神奈川県庁を川崎市に移動する。ただし、川崎市だけでは規模が小さいので多摩川周辺地域も取り込んで県のレベルに拡大していく。

 

●川崎7区を解消する

ーーーそれって無謀じゃない?

総力にすべく区切りをなくす。区切りをなくすために「自産皆消」するエコシステムをつくる。

 

●南武線をジャックしてバルを開催

ーーーそれって無謀じゃない?

南武線の中で川崎7区の魅力を体感できるバルを開催する。北部と南部の魅力を南武線を通じて交流&体感する。もちろん、ゲリラプロレスもあり。

 

●川崎アスロン

ーーーそれって無謀じゃない?

川崎7区の自然などを活かしたスポーツ体験をする。麻生区は緑を活かしたオリエンテーリング、宮前区は急坂を苦しみながらジョギングしたり、高津区は多摩川沿いをサイクリングなど。

 

●ひと文字を作る

ーーーそれって無謀じゃない?

7区の市民が隣の区を楽しむ。幸区の方々は中原区のとどろき競技場で遊ぶ。麻生区の方々は多摩区のよみうりランドで遊ぶ。そして、7区で川崎の「Colors, Future!」の人文字を作り、川崎の魅力を発信する。


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