第157回「こすぎの大学〜武蔵小杉で終活を考える〜」(2025年9月12日)

山根公認会計士事務所 山根正裕さん
山根公認会計士事務所 山根正裕さん

9月のテーマは「終活」、先生役は山根公認会計士事務所 山根正裕さん。

 

なんとなくマイナスのイメージも否めない「終活」。自然と気持ちが遠のいてしまうエンディングですが、少子高齢化が進む中、すべての人にとって避けることができない問題です。

人生全体の終活だけではなく、転勤や転校、引っ越しなども広くとらえれば終活の一部です。老若男女を問わず、様々な角度から語り合いました。

 

【日時 】2025年 9月12日(金)19:28-21:15

【先生役】山根公認会計士事務所 山根正裕さん

【場所 】中原区役所 5階 会議室

【参加者】

 

●先生役 山根公認会計士事務所 山根正裕さんのプロフィール

 

仕事は会計士、税理士として、監査や税務申告を中心に行っていますが、顧客により近いところで、経営のアドバイザー、会計や税金のアドバイザーとして活動するドクターと自認しています。本日は難しい話は抜きにして、人間誰でも直面する終活を様々な側面から皆さんと考えてみたいと思っています。


授業風景

先生役は山根公認会計士事務所 山根正裕さん。

終活と聞くと重たいイメージがありますが、山根さんは「残された家族に迷惑をかけないための前向きな準備」として紹介。相続や税金といった具体的な知識に加え、日ごろから家族で会話を重ね、情報を共有しておくことが何より大切だと伝えられました。また、終活は人生の終わりだけでなく、転職や独立など「新しい始まりへの区切り」としても捉えられるとのこと。身近な体験談やユーモアを交えながら、参加者にとってわかりやすく親しみやすい時間となりました。最後には「自分にとっての終活」を考えるワークショップも行われ、未来を前向きに準備するきっかけづくりの場となりました。

「終活」に興味がある方が多く、今回のこすぎの大学に初参加の方々も多かったです。参加者同士で交流を深めるためにチェックインでは終活のイメージを伝え合いながら自己紹介しました。

先生役 山根正裕さんからの話題提供の後は、終活を「しゅうかつ」と捉え直して再定義するワークショップ。様々なアイデアが浮かび上がりました。

 

\色々な「しゅうかつ」/

 

集活:コミュニティで集まって仲間と共に過ごす

酒活と酒迂闊:お酒で盛り上がる。時には迂闊な失敗も

習活:学び続ける人生

寿活:お祝いごとに溢れた生活

始遊活:常に新しい遊びを探求する人生

趣有活:やりたいこと、趣味がある生活

私有活:自己効力感を抱いている日々

周括:人生を総括する

死生活:人生を全うする

修喝:松岡修造が喝(元気)をギフト

生徒役(参加者)同士で「終活」「しゅうかつ」について対話。

レポート

授業の様子をグラレコ。

先生役の山根正裕さん、ありがとうございました!