2月9日(金)開催、第136回こすぎの大学のテーマは「ユニバーサルデザイン」。先生役は、橋口亜希子事務所 橋口亜希子さん。発達障害の活動を自身の使命と考え、今まで支えてくれた人たち・味方になってくれる人たちとつながり合いながら活動してきたこれまでの道程を振り返りながら、自分自身が「そのままでいる」ことについて話してくださいました。
【日時 】2024年 2月 9日(金)19:28-21:15
【先生役】橋口亜希子事務所 橋口亜希子さん
【場所 】リアル(中原区役所)とオンライン(zoom)のハイブリッド開催
【参加者】25名
●先生役 橋口亜希子さんのプロフィール
私の人生は発達障害と出会ったことで大きく変化しました。我が子が発達障害と診断された20年前、私は絶望の淵に立たされました。発達障害がまだまだ知られていなかった当時、私は大きな不安でいっぱいでした。
でも、その絶望と不安は「希望」と「感謝」の始まりだったのです。発達障害は、私の狭い価値観や常識をことごとく破って私の世界を拡げてくれました。発達障害は、無知な私に多くの気づきを与え、人間理解を深めるための学びをくれました。発達障害は、社会の中にある多くの困りごとを解決できる手掛かりだと教えてくれました。発達障害は、私たち親子の命の恩人や、私を支えてくれる人たちとの多くの出会いをくれました。発達障害は、世の中捨てたもんじゃないと思える社会をつくるための希望を与えてくれました。
だから私は発達障害に深く感謝し、発達障害の活動を自身の使命と考え、今まで支えてくれた人たち・味方になってくれる人たちとつながり合いながら、今までの経験を活かした活動をして参ります。
先生役は、橋口亜希子事務所 橋口亜希子さん。発達障害の活動を自身の使命と考え、今まで支えてくれた人たち・味方になってくれる人たちとつながり合いながら活動してきたこれまでの道程を振り返りながら、自分自身が「そのままでいる」ことについて話してくださいました。
橋口亜希子さんのお話し。
●発達障害のお子様に加えて、保護者も当事者。「親が変われば子どもが変わる」と保護者を責めずに、「親を支えれば子どもも変わる」と親子を支えてほしい。
●発達障害の特性は誰もが持つもの。そして、環境によって周囲の評価も変化する。
●ユニバーサルデザインは社会をデザインすること。環境調整のアプローチ。Everytime, everyone is welcome.
橋口亜希子さんのお話しの後は参加者同士でダイアログ。
●問い
橋口亜希子さんの話を聞いて
そのままの自分でいる、
そのままの相手を受け止める
には、どうすればいいでしょうか。
●各グループからの発表
・同調圧力からの脱却
・自分が正解だと思わない
・褒めて心地よい関係づくり
・否定しない
・違うことにネガティブなイメージを抱かない
・相手を受け入れる
・みんな大好き
・そのままでいるのって意外に難しい
・当たり前を疑う
・真実はいつも一つ。見方や価値観が違うだけ。
最後は参加者全員で集合写真。
今日の企画編集ユニット6355。保崎さんが撮影。
授業の後は焼辰さんで懇親会。次回から懇親会費が4,000円になります。物価高が続く中、これまでずっと3,500円で提供してくださっていた焼辰さんに感謝です。