第47回「こすぎの大学」は「武蔵小杉で遊ぶ心を育む」と題して、先生役としてプレイワーカー 関戸博樹さんをお迎えしました。
タワーマンションが林立する武蔵小杉ですが、少し歩けば多摩川や等々力緑地など自然を活かした遊び場があります。当日は参加者のみなさんと共に「遊ぶ場」や「遊ぶ心」を探究しました。
【日時 】2017年1月13日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~
【場所 】中原区役所 5階 会議室
【先生役】プレイワーカー 関戸博樹さん
【参加者】26名
<先生役 関戸博樹さんのプロフィール>
フリーランスのプレイワーカー。特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会理事。
子どもの遊び場づくりの専門職として12年間従事。現在は全国のプレーパーク、児童館や放課後クラブ、保育園・幼稚園などに関わり以下の様な仕事を行っている。
遊び場の新規立ち上げ支援や事業開発、園庭改良などの外遊びの場づくりに関するコーディネート、スタッフ研修や子どもの遊びに関わる専門職向けのテキストづくりなど人材育成、長男が1歳半から3歳半になるまでの2年間を主夫として過ごした経験をいかした親向けの講座、コラム執筆、講演会など。
2010年に行われたIPA子どもの遊ぶ権利に関する世界専門家会議東京ラウンドのメンバーも務めた。6歳男子と2歳女子の父。
●プレイワーカーという仕事
子どもが本来持っている遊ぶ心を引き出すと共に、遊びに関わる大人の質の向上にも努める。
●渋谷はるのおがわプレーパーク
初めてドロに触ってドロだらけになって遊ぶ子どもたち。自分の子どもだけでなく、他の子どもの面倒もみるようになる親たち。自分たちで遊具を作り始めたり。全てが手作りなプレーパーク。
●福祉施設や専業主夫としての原体験
福祉施設で外出した利用者が元気になって帰ってくる姿を通じて、既成の枠という限界を感じる。子育ても同じ。家族だけでは限界があり、地域にも育ててもらう。そのために公園にプールを持参したり、焼き芋の集いを主催。
●住む→暮らす、私の子ども→私たちの子どもたち
親以外の信頼できる大人たちに囲まれながら子どもたちを育てる街。子どもも親も街で遊ぶことで人と繋がり、元気になっていく。
授業のゴール「武蔵小杉の2017年をワクワクさせる」
1時限目(個人ワーク)
関戸博樹さんの話を聞いて、気になったキーワードをポストイットに書いてください。
2時限目(グループワーク)
関戸博樹さんの話を聞いて、気になったキーワードと理由をグループの方々とシェアしてください。
席替え
3時限目(グループワーク)
ご自身の昨年一年間を振り返ってみて、どんな時にワクワクしてましたか?
4時限目(グループワーク+発表)
今年2017年の武蔵小杉をワクワクさせるアイデアを考えてください。そして、キャッチコピーと共に発表してください。
グループ発表「2017年の武蔵小杉をワクワクさせるアイデア」