「こすぎの大学」の7か月を振り返って その2

企画編集ユニット「6355」
企画編集ユニット「6355」

企画編集ユニット「6355」の岡本克彦(オカポン)です。

 

昨年9月にスタートした「こすぎの大学」。企画編集ユニット「6355」のメンバーと、これまでの7か月間を振り返り、4月からの新スタートについて検討しました。

 

「KPT法」で、これまでの振り返りと、4月以降の挑戦について語り合いました。

・K=Keep (良かったこと、次回も維持すべきこと)

・P=Ploblem (気になったこと、次回改善すべき点)

・T=Try (次回挑戦したいこと)

 

まずは、「Keep (良かったこと、次回も維持すべきこと)」から。

 

  • 新しいネットワークの広がり
  • 地元の人が地元を考える
  • 期待以上の人の集まり
  • 意外と外(=武蔵小杉以外)からの参加者が多かった
  • 参加者が安心するゆるさ
  • きちんとファシリテートすることで、初めての人でむスムーズに打ち解ける
  • やりっぱなしでないこと (=イベント後のレポート発行など)
  • 事務局がチーム

 

共通だったのは「既存の枠を超えたネットワークづくりができたこと。そして、そのネットワークが楽しいこと」でした。

 

次に、「Ploblem (気になったこと、次回改善すべき点)」

 

  • ワークショップで終わってしまうのか?行動は?
  • 「思い」のサポート(背中押し)、次の展開
  • +αがあるのか?進展?
  • 自分の会のお題が難しかったかも...
  • 参加者が固定化してしまうのでは?

 

ここでの共通点は「ワークショップだけで終わらせないこと」。確かにワークショップは楽しいけど、それだけで終わらせず、当日、何かしらの気づきや勇気を持ち帰る方々も多い訳で、その方々のサポートをしていきたいということ。

 

 

最後に、「Try (次回挑戦したいこと)」

 

  • 地元人材の発掘
  • 武蔵●●シリーズの継続
  • 他地域との交流
  • 見花山でも
  • 出張版「こすぎの大学」をやる
  • 「昼の部」「親子の部」を開催
  • もっとアッと驚く先生を呼ぶ
  • 出版・アーカイブ化
  • 思い&想いの具現化
  • 連続性のある授業 全3回シリーズなど

 

挑戦したいことには一番多くのポストイットが貼られました。全部で23枚。重複する内容もありますが、毎月一つのチャレンジをしたとしても2年が必要です。それだけ、「こすぎの大学」には伸びしろ、可能性があるということでもあるので、うれしい悲鳴です。

ここでの共通点は「地元の深耕」「他地域との交流」「他世代との交流」でした。「こすぎの大学」に参加されている方々を通じた地元の更なる深耕、さらには、参加されていない方々(他地域・他世代)との交流。

 

出張授業という言葉が多かったです。横浜に「見花山(けんかやま)」という地名があるそうです。ここは山を挟んで2つの村がいがみ合って、常に山でケンカをしていたそうです。なので「喧嘩山」と命名されていたそうなのですが、いつの時からか争うのではなく共創する関係性になろうと、ケンカでなく一緒にお花見ができる場所にしようと「見花山」に名称変更されたそうです。

見花山周辺に住んでいるのが企画編集ユニット「6355」の北谷さん。北谷さんは、地元に「こすぎの大学」を輸入したいとのこと。

 

KPT法で可視化した企画編集ユニット「6355」の思い&想いを4月以降の活動に反映していきます。そして、4月からは「こすぎの大学」の運営をサポートしてくださる方々も増えます。4月以降の「こすぎの大学」も応援をお願いいたします。

 

あっ、最後に、僕が「こすぎの大学」を一言で表現すると、とにかく「楽しい」です。地元という日常に、これだけの学びの要素が溢れているんだと気づくことができ、楽しい毎日になりました。この「楽しさ」を学ばせてくださった先生役&参加者の方々に感謝しています。ありがとうございます!そして、これからも、よろしくお願いいたします。