
2026年最初のこすぎの大学のテーマは「参加のデザイン」、先生役は株式会社テラコ 代表取締役 龍崎明信さん。
学校や会社 が自己実現のための機関になっていないことに疑問を感じ、現在、療育業界に転身して誰もが自由に学べ、自己の実現方法を見つけられる場作りに挑戦されています。
龍崎さんの取り組みをお聞きしながら、生徒役(参加者)のみなさんと共に地域を教室に変えることの意味や意義を一緒に考えました。
【日時 】2026年 1月 9日(金)19:28-21:15
【先生役】株式会社テラコ 代表取締役 龍崎明信さん
【場所 】中原区役所
【参加者】
●先生役 株式会社テラコ 代表取締役 龍崎明信さんのプロフィール
保育士
株式会社テラコ 代表取締役
任意団体「こどもわかものリレー」代表 オンラインオルタナティブスクール「第三ホームルーム」代表 児童発達支援・放デイ指導員 小中学生向けプログラミング教室講師 通信制高校バーチャルキャンパス指導員
元システムエンジニア
横須賀出身。 IT系企業に就職しSEとして12年間勤務。その傍らボランティア団体「子ども若者応援団」に参加。活動をするうちに、学校や会社 が自己実現のための機関になっていないことに疑問を感じる。そしてその 疑問を自らのミッションとすべく退職。療育業界へ転身。指導員や地域活動しつつ、誰もが自由に学び、自己の実現方法を見つけられる場作りに挑戦中。
当日は龍崎さんの取り組みをお聞きしながら、生徒役(参加者)のみなさんと共に地域を教室に変えることの意味や意義を一緒に考えました。
写真は先生役 株式会社テラコ 代表取締役 龍崎明信さん。
\龍崎明信さんからのお話しのサマリー/
今日は「集まる」ということをテーマに、皆さんと一緒に考えられていることを、とても嬉しく思っています。僕自身、もともとはITエンジニアとして会社員をしていましたが、学校や会社が本当に「自己実現の場」になっているのだろうか、という違和感をずっと抱えてきました。その問いから生まれたのが、誰もが自由に学び、自分なりの実現方法を見つけられる場をつくりたい、という今の活動です。
今日はまず、僕自身の体験からお話ししました。最近、運動不足を解消しようとジムに通ったのですが、結局一度でやめてしまいました。理由はシンプルで、そこには人との関係がなかったからです。一方で、10年以上続いているボルダリングは、自然と常連同士の会話が生まれ、ゆるやかなコミュニティがあります。「集まる」ことが続くかどうかは、内容以上に、人との関係性が大きいのだと改めて感じました。
僕はこれまで、学生が地域課題に取り組むワークショップや、不登校・引きこもりの子どもたちの居場所、オンラインの学び場など、さまざまな「集まる場」をつくってきました。形は違っても、共通して大切にしてきたのは、「安心して関われること」と「自分のままで参加できること」です。こすぎの大学も、まさにそうした場の一つだと感じています。
今日はその重なり合う場所で、「地域を教室に変える参加のデザイン」を一緒に考えたいと思っています。集まりには必ず入口があります。そして、参加し続けたくなる仕組みがあります。その両方を意識することで、場は単なるイベントではなく、関係が育つ場になっていきます。
最後に紹介した「まなびの巣ソン」の事例も、地域の課題を“学びの教材”として扱う試みでした。今日は皆さん自身が、子どもが「ここに来てもいい」と思える居場所の条件を考える立場になります。正解はありません。対話しながら、自分たちなりの答えを見つけてください。今日の時間が、皆さんにとって「集まること」を少し違った角度から捉え直すきっかけになれば嬉しいです。
全国のソーシャル系大学が集まるCCB(Community College BackStage)での繋がりを通じた今回の授業でした。6355の保崎幸一さんのプロデュース。
初参加の方が多かった今回の授業。生徒役(参加者)同士で自己紹介を兼ねたアイスブレイク。自己紹介のテーマは「昨年参加したこと、今年参加したいこと」。
先生役 龍崎明信さんの話を聞きながら生徒役(参加者)同士で地域を教室に変える方法について個人ワークやグループワークで考えました。
地域を教室に変える方法についてフレームワークに沿いながら考えることでアイデアが徐々に具体化してきました。
授業の最後には先生役・生徒役(参加者)全員で集合写真。
先生役 龍崎明信さんと今回の授業をプロデュースした6355の保崎幸一さん。
先生役 龍崎明信さんの話をグラレコ。