
3月のこすぎの大学のテーマは「水」、先生役はサントリーホールディングス株式会社 鈴木健さん。
サントリーグループのコーポレートメッセージ「水と生きる SUNTORY」が示すように、サントリーグループの方々は、自然と水の恵みに生かされる企業として貴重な水資源を守ること、さまざまな企業活動を通じて社会に潤いをもたらして社会にとっての水であること、社員一人ひとりが水のように自在にしなやかに挑戦できる会社であることに取り組み続けています。
今回の授業では、鈴木健さんより、「水」の成り立ち、「水」の育て方、「水」の楽しみ方など、「水」に関して紹介していただきました。
【日時 】2026年 3月13日(金)19:28-21:15
【先生役】サントリーホールディングス株式会社 鈴木健さん
【場所 】中原区役所
【参加者】
●先生役 サントリーホールディングス株式会社 鈴木健さんのプロフィール
2003年サントリーにエンジニアとして入社、諸々の仕事をする中で『水』に関わる仕事を12年経験。現在は水を含む環境課題全般の戦略企画に従事。昨年第一子が生まれ生活の変化を沸々と感じてます。
今回の授業では、鈴木健さんより、「水」の成り立ち、「水」の育て方、「水」の楽しみ方など、「水」に関するアレコレを紹介していただきました。
まずは先生役 鈴木健さんの話題提供の様子から。
先生役 鈴木健さんのお話し
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今日はサントリーで私が関わってきた仕事を通して、水の面白さや大切さを少しお伝えできればと思います。私は2003年にサントリーに入社し、最初は飲料の製造プロセス開発に携わりました。コーヒーやお茶、チューハイなどの商品を作るときに、どんな温度や抽出方法なら狙った味が出せるのかを設計する仕事です。その後、環境分野の仕事に移り、製品が原料調達から廃棄までの間にどれだけCO₂を排出するのかを分析しました。調べてみると、飲料メーカーではペットボトルなどのパッケージが大きな環境負荷を占めていることが分かり、より低炭素な容器の開発にも取り組みました。
その後、長く関わったのが水の仕事です。サントリーでは「天然水の森」という活動を行っています。地下水は使うだけではなく、森を整備して雨水が土に浸透しやすい環境をつくることで育まれます。私は森林の調査や整備、生態系の調査などを行い、「水を使う企業としてどう水を守るか」を考えてきました。実は、地球上の水のうち私たちがすぐ利用できる水は約0.01%しかありません。だからこそ、水の循環を理解し、水源を守りながら使うことがとても大切なんです。
また、水は地域によって味も違います。サントリーの天然水も南アルプス、北アルプス、奥大山、阿蘇など採水地ごとにミネラルの含まれ方が違い、土地の個性が出ます。雨が地下水として湧き出るまでには20年以上かかると言われていて、私たちが飲んでいる水は長い時間をかけて育まれたものなんですね。こうした水の循環や価値を理解しながら、これからも水と向き合っていきたいと思っています。
チェックインでは水に関する思い出を生徒役(参加者)同士で紹介し合いました。
先生役 サントリーホールディングス株式会社 鈴木健さんからの「水」に関する話題提供の後は、生徒役(参加者)同士で武蔵小杉が水と共生するために自分たちができることを対話しました。
先生役 サントリーホールディングス株式会社 鈴木健さんからの「水」に関する話題提供の後は、生徒役(参加者)同士で武蔵小杉が水と共生するために自分たちができることを対話し、参加者全員で共有しました。
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●グループA
私たちのグループでは、武蔵小杉の「水」と聞いてまず思い浮かんだのが、水害の記憶と二ヶ領用水でした。昔は工場排水や生活排水で汚れていた用水も、今では桜や魚、鳥が見られる地域の大切な場所になっています。だからこそ、まずは私たち大人がその価値をもっと知り、地域の魅力として伝えていくことが大切だと思いました。特に新しく移り住んできた人にも伝えながら、ゴミを出さない、きれいに保つといった行動を積み重ね、みんなで守りたい水辺を育てていきましょう。
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●グループB
私たちのグループでは、水害の記憶から話が広がりました。武蔵小杉だけでなく周辺地域でも水害の経験があり、実際に避難した思い出なども共有されました。そこで大事だと感じたのは、水を大切に使うことと、地域の水の歴史や経験を語り継ぐことです。災害の記憶は、時間がたつと忘れられてしまいます。だからこそ、私たちが語り部となり、次の世代や新しく住む人に伝えていくことが、水と共生する地域づくりにつながるのではないかと思いました。
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●グループC
私たちのグループでは、地球上で人がすぐ使える水がわずか0.01%しかないという話にまず衝撃を受けました。水は循環しているとはいえ、とても貴重な資源です。だからこそ、水源を知ることが大事だと考え、ダムや水源地を訪れて学ぶことなどを提案しました。また、日本では水が豊富なため意識しにくいですが、日常生活でも水を大切に使うことが重要です。身近な川や水辺を楽しみながら、水の価値を実感し、意識を高めていくことが私たちにできることだと思います。
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●グループD
私たちのグループでは、水に関心を持つことで身近な環境の見え方が変わるという話になりました。例えば大雨の後、川が濁るかどうかを見るだけでも、上流の森林がきちんと整備されているかが分かります。森林が健全だと雨水が土に浸透し、川は濁りにくくなります。つまり、水を守ることは森を守ることにもつながっています。日常の中で川や自然の変化に目を向け、水の流れや環境とのつながりを感じることが、水と共生する第一歩ではないかと考えました。
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授業の最後に全員で記念撮影。
笑顔の合言葉はサントリー。
ちなみに三通りあるそうです(笑)。
先生役 サントリーホールディングス株式会社 鈴木健さん、ありがとうございました!